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うつ病・双極性障害

回復していかない気持ち

うつ状態では、「気分が落ちこむ」「やる気が出ない」「趣味や人に興味がなくなる」などの症状がみられます。
それに加えて「怒りっぽい」「人のせいにする」「やたら活動的になる」「喋る」「浪費する」などの躁症状もみられる場合は双極性障害の可能性があります。
うつ状態だけを見ても、うつ病と双極性障害を鑑別することは難しいと言われています。
体の症状や対人緊張など、不安に関する症状を合併することもよくあります。

身体表現性障害(自律神経失調症)

からだにあらわれるこころの病気

体の症状が出たら、まずは体に関する診療科を受診することになると思います。
例えば下記のような感じです。
1. 頭痛、めまい、耳鳴り、ふるえ、しびれ → 脳外科、神経内科、耳鼻科
2. 動悸、息苦しさ、のどや胸がつまる感じ → 内科、循環器内科、呼吸器内科
3. 吐き気、腹痛、下痢、便秘、お腹がはる感じ → 内科、消化器内科
4. 頻尿、排尿困難 → 泌尿器科
5. 体各所の痛み → 内科、外科、整形外科、ペインクリニック
身体科で検査などの異常が見つからない場合、身体表現性障害が疑われます。
「重大な病気なのではないか?」「死んでしまうのではないか?」などの過度の心配をしたり、何軒も病院を受診して回る方もいます。
一般の方や身体科の医師は自律神経失調症と呼んでいたりします。

パニック障害

いつどこで起こるかわからない怖さ

突然に動悸、胸痛、息苦しさ、吐き気、めまいなどの発作的な身体症状に襲われます。
死んでしまうのではないか、自分をコントロールできなくなってしまうのではないか、狂ってしまうのではないかという恐怖感を伴うことも多いため、最初は救急車を呼ぶ方もいますが、身体表現性障害同様、身体的異常は見つかりません。
「また発作が起こるのではないか」という予期不安により、乗り物に乗れない、1人でいられない、外出できない、など行動が制限される傾向があります。

社交不安障害

性格でしょうか?

「集団の中にいること」「人前で発言すること、電話すること、字を書くこと、飲食をすること」「公衆トイレを使うこと」などに強い不安感・恐怖感を感じたり、そのような場面で動悸・息苦しさ・ふるえ・発汗・赤面・腹痛・尿意など体の症状が出てきたりします。
また、次第にそのような場面を避けるようになります。
自分の顔つき・目つき・におい・おなかの音などを過度に気にする方もいます。
昔は対人恐怖と呼ばれていました。

強迫性障害

わかっちゃいるけどやめられない

不安を伴う考えが湧いてきて、それを打ち消すために手洗いや確認などの行為を何度もやってしまい時間を浪費します。
強迫行為をやればやるほど結果的には不安が高まり、逆効果で悪化していきます。
家族にも同じ行為を強要したり、質問に対してしっくりくる返事が得られないと怒ったりする人もいます。

統合失調症・妄想性障害

人や世界が敵に見える

まわりの様子が違って見えたり色々なことが次々頭に浮かんできたりしているうちに、次第に被害妄想を形成していきます。
独り言を言ったり奇妙な言動をしたりする人もいます。
落ち込んだり怒ったり感情面でも不安定になっていきます。
自分が病気だとの認識を持ちにくく、最初は入院しないと治療がうまくいかないことがあります。